UnityのNavMeshAgentで作った追跡キャラが壁をすり抜けてしまうときのはなし

現象

UnityのNavMeshAgentで作った追跡してくる敵キャラが壁をすり抜けてしまう。壁にはColliderやRigidbodyも付けている。

原因

壁側にNavMeshObstacleを実装してNavMeshのエリアを削らなければ移動可能な場所として設定されてしまうことが原因だった。

解決

NavMeshObstacleを実装してCarveにチェックを入れると壁の周囲だけ削り取られ、敵キャラはこれを迂回してルートを選ぶようになった。

UnityのAnimationTransitionでAnimationが切り替わらなくなったときのはなし

現象

UnityのAnimationTransitionで攻撃など単発で動かしたいAnimationが切り替わらない。

原因

AnimatorのBool変数でConditionがtrueになったときにアニメーションが遷移する仕組みにしていたが、ボタンが離されたときfalseに戻すスクリプトを組んでいたのでidle状態のアニメーションが終了したフレームでfalseと判断されていた。

解決

攻撃アニメーションへのAnimationTransitionのhas Exit Timeのチェックを外して、任意のタイミングからアニメーションの遷移をできるようにした。

UnityのCineMachineでターゲットにしているキャラをジャンプさせたとき足元が見えなくなるときのはなし

現象

 UnityのCineMachineでターゲットにしているキャラクターをジャンプさせるとアングルが一時的に上を見上げてしまい足元が見えなくなってしまう。

原因

 Dampingの設定値がデフォルトの1になっていたことが原因。これはカメラの座標変更をスムーズにしてくれる機能。座標変更を緩やかにしつつターゲットのキャラクターを画面内に収めるため、カメラの角度だけ先に追従して極端に見上げる形になってしまっていた。

解決

 Dampingの設定値を減らして即座にカメラの座標も追従するようにした。

UnityのCineMachineでカメラをキャラに追従させたらガクガクしたときのはなし

現象

 UnityのCineMachineでカメラをキャラに追従させたらキャラを移動させる度に画面がガクガクと小刻みに振動してしまう。

原因

  DeadZoneの設定値が0になっていたことが原因。これはターゲットとなるポイントが画面上で移動しても、カメラの方向や座標を変化させないでいいエリアのこと。このエリアがなかったのでわずかな移動にもこまめに微細な座標変更を繰り返して画面がちらついていた。

解決

  少し幅をもたせることで解決。

電圧と電流のはなし

今回は電気を測る単位の「電流」と「電圧」ついて紹介します。
 「乾電池のはなし」ページを読んでくれた方は、すでに電圧という言葉は見ましたね。そこで電圧は「電気を流そうとする力」と表現していました。でもそれだけではイメージがしづらかった方もいるかと思います。今回の記事では例え話で電気というもののイメージをなんとなく掴んでもらうことが目的です。

 よく電気に関する本を読むと、電気を水に例えて説明しています。実際これはとてもいい例え方で、電気の色々な性質についてつじつまが合います。ですが、水に例えられてもピンと来ない方のために、あえて今回は違うものに例えてみます。これは少し無謀な試みで、あまりいい例えとは言えません。ですから、電気のあらゆる性質についてカバーできるものではないことを、先に断っておきます。

 今、あなたはゲレンデ(スキー場)にいるとします。まずリフトで山頂まで登ってきました。山頂まで来たあなたは次に何をしますか。滑りましょう。滑るだけなら歩くのに比べて、ずっと少ない体力で長距離を移動できますね。ゲレンデでは高いところから低い所に向かって滑ります。板をつけたまま逆に登るのは大変な苦痛です。つまり、基本的にはみんな決められたコースの上を同じ方向に進みます。

 さて、脳内ウィンタースポーツを堪能したところでもっと想像を膨らましてみましょう。
 まず、あなたの移動した標高差について考えてみましょう。リフトに乗って山頂まで行くことで、あなたは何ができるようになったでしょうか。滑ることができるようになりましたね。
 また、リフトで登った山の高さと、あなたが滑った高低差が大体同じになるのも、なんとなく想像できますね。ここでは「高さ」だけに注目し、「横」の移動距離は無視してください。
 人数はどうでしょうか。リフトを降りた人数とリフト乗り場まで滑ってきた人数。これは必ず同じになりますね。(どこかで誰かが遭難していなければ……。)

 そろそろ電気の話に置き換えていきましょう。
 まず、この話の主役であるスキーヤー・スノーボーダーさんが「電気」です。彼らを高いところへ運んだリフトが「電池」で、舞台であるゲレンデは「電子回路」です。ちなみにこの高さを「電位」と呼びます。つまり電子回路とは、電池で電位の高いところに運ばれた電気が、滑り下りていくループみたいなもの、とイメージできます。

 では電気を流そうとする力の「電圧」とは一体何でしょうか。
 リフトに乗る前のあなたとリフトを降りた後のあなた、その決定的な違いは高さですね。高さが違うと何ができるようになったでしょうか。滑ることができるようになりました。電気に置き換えてみましょう。電池で電位の高いところに送られた電気は、電位の低い所に流れることができるようになりました。これを「電圧がかかっている」と表現します。高い所にあるものには低い所へ向かう力が働いているのです。「電気を流そうとする力」という言葉の意味が少しでもイメージできたでしょうか。

 最後に、リフトに乗った人数についても考えましたね。実はこれが「電流」にあたります。リフトを降りた人数とリフト乗り場まで滑ってきた人数。これは全て同じでした。つまり、電子回路を流れる電流は同じです。回路が途中で分岐したときは、流れる電気は変わりますが、合計は同じです。

 いかがでしたか?「電圧」と「電流」について少しでもイメージできていたら幸いです。ここまで長々と書き連ねてきましたが、「電圧が力」で「電流が量」みたいな感覚が持てていれば、入門にはひとまずそれで十分です。最初にも書きましたが、今回はなんとなくイメージを掴んでもらうのが目的です。実際に電気が流れるとき物理現象として何が起きているのかについては、またいずれ紹介したいと考えています。最後に今回のポイントをまとめて終わります。

・電気は電位の高いところから低いところに流れる
・電位の高いところでは電圧がかかっている
・流れる電気の量が電流

乾電池のはなし(後半)

 こちらの記事は乾電池のはなし後半になります。
まず、サイズや電圧ではなく成分の違いによる分類を紹介しておきましょう。

 

 電池を買うとき、アルカリ乾電池やマンガン乾電池という言葉が書いてあります。これが成分の違いを表しています。具体的に使われている化学薬品や発電の仕組みまで理解する必要はないので、乾電池にはこの2つがあるとだけ覚えていてください。大雑把に言ってしまうと、マンガン乾電池を進化させたのがアルカリ乾電池です。普段の生活で使うものには、特に指定がない限りアルカリ乾電池を使っておけばまず問題はありません。
 ですが、電気の実験をするときはマンガン乾電池を使うことをお勧めします。その理由は、うっかり危険な回路を作ってしまったとき、マンガン乾電池の方が大きな事故になりにくいからです。アルカリ乾電池は基本的にマンガン乾電池より反応が速くパワーもあるため、危険な回路を作ってしまった場合、発熱し破裂したりします。また、この破裂で中の化学薬品が肌につくとやけど、目に入れば最悪の場合失明の恐れがあります。マンガン乾電池なら危険な回路を作ってもいいというわけではありませんが、回路を作って遊ぶときはマンガン乾電池を使用しましょう。豆知識として紹介しておくと、マンガン乾電池は外装の色で性能が違います。緑、青、赤、黒があります。興味があればそれぞれの性能について調べてみましょう。

 

 最後に、使い終わった乾電池の捨て方について紹介しておきます。この記事の前半で乾電池は使い捨ての消耗品と書きましたが、普通の燃えるごみと一緒に袋に入れて捨ててはいけません。ではいつどこで捨てられるのか。それはお住まいの市町村により異なります。ですが、捨てる乾電池を保管する場合、共通して少し注意が必要です。使えなくなった電池は必ずしも使い切った電池ではありません。つまり、多少発電能力が残っている場合があります。このような電池がショート回路を作ってしまった場合危険です。そんな回路わざわざ作らないよ。と思ったあなた。捨てる電池をビニール袋にため込んだりはしていませんか。乾電池の外装は電気を通す金属でできているため、ごちゃごちゃと詰め込んでいたら偶然回路ができて事故につながる可能性もあります。使えなくなった電池の保管には絶縁処理が必要です。難しいことはありません。両側にセロハンテープを貼るだけで大丈夫です。

 

 ここまで簡単に乾電池について紹介してみました。知っていることも多かったかもしれません。後半では少し脅かすような内容も書きました。電圧とか回路とか、聞きなれない単語についてはまた次回以降に紹介していきたいと思います。最後に今回のポイントをまとめて終わります。

 

乾電池のまとめ
・乾電池は消耗品
・基本的に1.5[v]
・実験ではマンガンを使う
・捨てる電池にはテープを貼って保管

乾電池のはなし(前半)

今回は乾電池について簡単に紹介していきます。

電池(バッテリ)は電気を出してくれるアイテムです。
電気で動くけどケーブルが付いていないモノには大抵電池が入っています。中でも乾電池は一番気軽に買える電池です。コンビニでも100円ショップでも見つけることができます。今回はこの乾電池についてもう少しだけ詳しくなりましょう。

乾電池は化学反応で電気を作ります。ですから、中に入ってる化学物質や化学薬品がすべて反応し終わったら、それ以上電気を作ることはできません。つまり、乾電池は使い捨ての消耗品なのです。
※おうちで使い終わった電池をコンセントにつなげて充電し、何度も使ってるという方もいるかもしれません。でもそれはおそらくニッケル水素電池という充電池です。乾電池は充電して使えるようにはできていないので、充電器で乾電池を充電するのはやめましょう。

乾電池には大きさがいろいろあります。紹介のために色々買ってきて並べてみました。

kandenchi

左から順に単1、単2、単3、単4と呼ばれています。一応日本でも単5電池まであります。単5は単4よりさらに短いです。よく使われるのは単3か単4です。でも実はこの単1から単5までの大きさの違う電池、電気を流そうとする力(電圧)は全部同じなのです。これが今回の大きなポイントの1つです。電圧についての紹介はまた次回以降していきますが、単1から単5までの乾電池は1.5[v](vは電圧の単位でボルトと読む)の力で電気を押し出すことができる、ということだけ頭の隅に置いておいてください。

ではこの大きさの違う5種類の乾電池、電圧が同じなのになんでこんなに種類があるのでしょうか。答えは容量です。もっとざっくりと言ってしまうと、使える時間が違います。サイズが大きいほど中に入ってる化学材料が多いのでたくさん電気を作ることができるわけです。これはなんとなくイメージできますね。
そしてもう1つ、006Pと呼ばれるちょっと見慣れない大きさ、形の乾電池を紹介しておきます。9v電池とか呼ばれたりもします。小さな箱形の乾電池といえばわかるでしょうか。ここまで読んでもピンと来なかった方は、これまでの人生で使ったことがないのかもしれません。それぐらい馴染みのない電池です。見た目はこんな感じです。

006P

この電池をあえて今回紹介したのは、形以外に特徴があるからです。それは電圧です。察しのいい方なら9v電池と聞いて予想がついているかもしれません。そうです。この電池は9[v]の電圧を出すことができます。つまり普通の乾電池の6倍です。9[v]の電圧が欲しいとき普通の乾電池なら6本連結させてやっとこの006P乾電池と同じ強さになるわけです。

乾電池のはなし、前半は以上となります。次回後半ではメジャーな乾電池の2種類と捨てるとき気をつけることについて紹介していきます。

 

Hello World !!

試験的にですがウェブサイトを公開しました。

当サイトは、今後さいたまを中心に子供向けのものづくり教室を展開していく、かもしれない、クラフトロンのサイトです。

BLOGというコンテンツを作ってみたはいいものの、どんなことを書いていけばいいのか、まだ勝手がわかりませんので、しばらくは趣味で個人的に遊んでいる「ものづくり」に関してお伝えしていくことになるかと思われます。

工学知識にまだまだ未熟な部分はありますが、一緒に遊びながら学んでいけるつながりが持てればと考えています。